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※恭理小説ですよー!!

苦手な方は開かないでください(´Д`;)

*晴れすぎた空のしたで* 1話

  僕らのリーダー。棗恭介が小さくなってしまった――。
「うおおおおお!!!」晴れすぎた空の下で俺は起きると視界がおかしい事に気づき、一人叫んだ。
――体が小さくなってるんだ!!
落ち着け、俺。ひとつ息を吐く。
まず、なんでこうなったかだ。昨日のことを思い出してみる…。
夜、自販機でジュースを買っていたら、西園がいた。
「恭介さん、今日クッキーを家庭科で作ったので食べてください」
「俺に…?」意外な事に西園からクッキーをもらい、西園は颯爽と行ってしまった。
「意外なやつにもらったな、まぁいいか」そういい、一口で丸いクッキーをひとつ食べたんだ。
「んっ…っ!?」そのまま、眼が霞んできて体が痺れて倒れたんだ。
そして現在にいたる――。
「西園がくれたクッキーか」なにしてくれたんだ、西園!?
こんな所に、ずっといられないし一度、部屋に戻るか…。
今、ルームメイトは実家に帰っているらしく数日は帰ってこない。誰にも見つからず部屋の前に着く。 ………。高い…、ドアノブが…。
周りを見て、人がいないことを確認すると…。
「あれ、君どうしたの?迷子になったの?」心配そうに俺を見つめる大きな黒瞳が眼に入る。
そう、――理樹だ。
やべっ!?
「ん?どっかで見たことあるような……!?まさか、恭介!?」大声で叫んだ理樹を手で口を抑える。
「ばかっ」
「…っ。ごめん!」そういい、俺は理樹にドアノブが届かない事をいい鍵を理樹に渡す。
理樹は、口元に手を近づけくすくすと笑う。
「おい、笑いごとじゃないぞ。まったく」
「ごめん」そういい、部屋を開けてくれた。
部屋に理樹も入れ、自分が分かることを全部話した。
「じゃあ、西園さんが?」
「…かのうせいは高いっていうか、かくじつと言えるだろう」
「電話してみるね」そういい、携帯を出し、西園に電話をした。
「もしもし、西園さん」
『はい、どうしたんですか?』
「あのね、恭介が小さくなってるんだけど…。昨日西園さんがクッキーを渡したんだよね?その、クッキーを食べたら、小さくなったらしいんだけど」
『っ!?本当ですか!?…上手くいきましたか…。」
「ちょっと仕掛けてたの!?」
『ええ』
「ええ、って普通に!」
『大丈夫です。3日も経てば戻ります』
「3日もかっ!」つい、俺も声を出す。
『今は、連休に入っていますので親戚の子供として寮に受け入れられると思いますが…』
この学校では、関係者以外は寮に入っちゃいけないらしい。けど、親戚や家族なら遊びに来てもいいらしい…。子供なんて特にOKだ。
「恭介は、部屋に3日も閉じこもりになるよ!?」
『そこは、大丈夫です。直枝さんが、恭介さんの部屋で3日間生活すれば大丈夫ですよ』
「え?」
「ん?」
理樹と俺は顔を見合わせた。
「ええーー!!!」
『では…。』そういうと、プー、プーと音が鳴っていた。
「恭介、どうしよう…?」
俺的には嬉しいことだけど、理樹は顔が赤くなって、明らかに困っていた。
「俺は理樹なら良いが…」
「え…」
「それに真人なら心配ないだろ?」
「それはそうだけど…」理樹があわてる姿を見て、俺は息を吐いた。
「嫌なら良いが…一人で…」
「それは、ダメ!!」俺が続きを言おうとしたら、理樹が止めた。
「分かった。僕が恭介と生活する!いいよね、恭介?」
「えっ…ああ」 まぁ、理樹なら良いが…。

「まず、荷物運んでくるね」そういうと、理樹は部屋を出て行った。
数分すると、理樹がリュックの中に荷物を入れて持ってきた。
空いているベットに毛布を敷く。
そうして、二人で少し休憩をしてると12時の鐘が鳴った。
「そろそろ、昼か」
「うん。じゃあ、食堂に行こう」そういいお互い立つ。
「ってちょっと待て!俺はどうするんだ」
「あっ…大丈夫だと思うけど…。親戚として…」
「あー。まぁな、まぁ行ってメンバー達にもこの事話さないとな…。」そうして、部屋を出て食堂に向かった。

――食堂にて。
「えーっと、だから俺が恭介だ」メンバー全員が俺を見た。
「まぁ、小さい頃といっしょだな」腕を組み首を頷かせる鈴。
「マジかよ!」
「実に滑稽な姿になったな、恭介」
余計なお世話だ。
「ほえ~。こんな事があるんだね」
「すごいです~。私より小さいです」
うっ!それを言うな…。
「にゃははー。あの恭介さんがこんなに可愛いなんて…」
「そうだな、実に面白い姿だな。…ふむ、これだけ可愛いと逆に目立つな」
お前ら…。
「3日間頑張ってください」
「西園お!!」
西園…お前は俺にこんなんになって何が目的だ!
「まあまあ、皆3日間だけ僕が恭介と一緒に生活しようと思うんだ」
「ほぅ、兎が狼のところに自ら行くとは…」
「理樹くん、やりますねー」
「感激です…。」
お前ら、絶対に勘違いしすぎだろ…。

ご飯を食べ終え、部屋に戻る最中、理樹と隣合わせに歩く。
すると、正面に3人の女子が歩いてきた。
「あれ?この子直枝君の親戚の子?」
「可愛いー」
しゃがみこみ俺を見つめる。
「あー、うん。3日間だけいるんだ」
「へー。君なんて名前?」
「・・・。」
俺は、理樹の後ろに移動する。
「照れてるのー?」
女子が騒ぎ出す。
理樹が首を傾げた。
「恭介?」
「早く帰ろうぜ、疲れた」
そういい、理樹は女子3人に断りを言ってなんとか脱出。
悲しそうに去っていった3人の女子。悲しいのはこっちだっ!!
理樹が意外そうに言った。
「意外だなー。恭介は女子といたいと思ったのに…。」
「好きなわけじゃねーよ。理樹と話てんのに邪魔されたくないだろ」
そういうと、理樹が耳まで真っ赤にした。
「え」
「理樹は可愛いな」耳まで真っ赤にした理樹をからかう。
「かっ、からかわないでよ!」そういい、理樹はまったくもう、といいながら歩く。
俺は、後ろから理樹の手に手を伸ばした。
そして、掴んだ。
手を繋ぐと理樹はまた真っ赤になった。
「離れないように、な?」
 
あとがき

とりあえず過去のSSなのでちょっと修正してあります(汗) 後日、up予定です。
ああ、理樹と一緒に生活したい…(´Д`*)
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