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これで、昔の小説修正は終了したのか…(´Д`;)
こ、これからはまた考えて6話を作り出すのか……orz
が、頑張るよ~!!
開いて読んでください(^ω^)
*晴れすぎた空の下で 第5話*
送信者は真人だった――。
件名:筋肉
本文
「理樹知らねえか?」
あれ?何で俺にメールするんだ?
理樹、携帯持ってなかったか…?
・・・!!
理樹の制服、来ヶ谷の部屋にあったような…。
けど、俺が理樹を引っ張って出て…、理樹は「ちょっと待ってよ」と言おうとして、それで理樹も忘れてたって事か…?
来ヶ谷の部屋…って!!
俺は、急いで携帯を取り出し来ヶ谷に電話をした。
「もしもし、来ヶ谷。俺だ、理樹の制服部屋にあるだろ!」
「恭介氏?ああ、あるが」
「今すぐ返してくれ」
そういうと、来ヶ谷の声が聞こえなくなった…。
「?」
「…、ほぅ少年の携帯か」
「っ、そうだ」
「必要なのか?メールは真人少年から29通も着ているが」
あいつ、そんなに送ってたのか・・・。
「少年に何かあったのか?」
「…ああ、熱がな」
「――ふむ。今からそっちに向かおう」
「いいのか?」
「ああ。心配だしな」
「それじゃあ、頼む」
ピ。
電話して数分後に来ヶ谷が来た。
「理樹君はどうだ?」
「今は、ぐっすり寝てる。そうだ、携帯は?」
「ああ、制服もだ」
携帯と共に渡す。
「さんきゅ」
すると、――ゴンゴン!!
激しい音と共にドアが開かれた。
「理樹、大丈夫かっ!!」
「理樹、死ぬなっ」
「理樹くん、だいじょ~ぶ?」
「リキっ、大丈夫ですか?」
「ヤホ~、理樹くん生きてる?」
「大丈夫ですか…?」
謙吾を除くリトバスメンバーが押しよってきた。
「・・・。お前ら、何でいる?」
「私が知らせておいた・いちおう知っていたほうがいいだろうと思ってな」
まぁな。
一斉にベットの周りがきつくなった。
「リキ君、寝てますネー♪」
「疲れてたんだね…」
「理樹いいぃぃ!!!」
寝ている理樹に真人が正面から抱き締めだした…っておい!!
「うわあっ」
俺と来ヶ谷と鈴で真人を蹴る!
「何すんだよ!」
「何、病人に抱きついてんだ!」
「熱を出した、理樹くんに…許せん!」
「お前が近づくと理樹が治らないだろ!」
「きょ…すけ?くるがやさんに…皆も」
「お、おいおい何本気にっ!ぐがあああ!!」
*
「理樹、クッキー置いとくな」
「みんな、ありがとう」
ドアが閉まり、さっきまでの騒ぎが嘘のように静かになった。
「…。恭介」
「ん?何だ」
「その…手、繋いでくれる?」
上目遣いで、真っ赤にしながら聞いてくる理樹にドキっとした…。
「あ、ああ。いいぞ」
ふとんからでている手を握ってやった。
「まだ、夕方まで時間あるからな。ゆっくり休め」
「うん。ごめんね?」
「ばか、気にすんな。てか、謝るな」
「…ありがとう」
よく思えば、理樹さっきから全然寝れてないな…。
そう思ったら、理樹の頭を撫でていた。
「…?恭介?」
「疲れただろ?少しくらい眠りやすく、な」
「う、うん…」
それから、数分して理樹から規則正しい寝息が聞こえてきた…――。
続く